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はじめに:陸上部は“楽”って誰が言った?
「野球部やサッカー部に比べれば、陸上部って楽そう」
そんなイメージ、今すぐ捨ててください。
陸上部とは、己の限界に挑み続ける孤独な闘志たちの集団。
華やかな表彰台の裏には、知られざる“しんどさ”が山のようにあります。
この記事では、現役&元陸上部員100人に聞いた
「本当はしんどい瞬間」をランキング形式でお届け。
笑える話からリアルな挫折まで、ぶっちゃけます。
第10位:スパイクで血豆事件
練習中、砂利のあるグラウンドでスパイク走。
数本目で「ピキッ」という感覚とともに足裏から血が滲む──。
●コメント
「血豆できてるのに、その日20本ダッシュさせられた…泣いた」
「スパイクのピン、凶器だと思う」
第9位:補強(地獄)トレーニング
体幹トレやバービー、倒立歩行など、謎の拷問メニュー。
「走らせてくれ!」と叫びたくなる筋肉地獄。
●コメント
「50秒プランク×3セットとか鬼」
「先輩が“笑ってたら終わらせてくれない”っていうルール作ってた」
第8位:合宿の“寝不足”問題
朝5時起床で坂ダッシュ。
夜は部屋で“謎の語り”が始まり、寝るのは深夜2時。
●コメント
「合宿って、走るより寝る時間が一番少ない」
「遠征先の宿が“おんぼろ和室”で冷房つかず、蚊の猛襲に耐えた」
第7位:部活前の授業が地獄すぎる
午後から練習なのに、午前の授業で爆睡寸前。
しかも翌日はテスト。
●コメント
「テスト勉強とインターバルの両立、無理ゲー」
「英語の授業でガチ寝して怒られたが、理由は400m×8本の翌日」
第6位:タイムが伸びない“停滞期”
どれだけ練習してもタイムは縮まらない。
「自分、才能ないのかな…」とメンタルが沈む瞬間。
●コメント
「1年ずっとベスト更新できず、自信が崩壊」
「“もう引退したい”と100回思った」
第5位:真夏の炎天下、地面が灼熱
灼熱のトラックはサウナ状態。
足裏が溶けるんじゃないかというくらいの熱さ。
●コメント
「スパイク脱いだら足裏が火傷してた」
「照り返しで目がチカチカして倒れそうだった」
第4位:試合で“まさかの失格”
フライング、ラインオーバー、棄権。
努力が一瞬で“ゼロ”になる悲劇。
●コメント
「予選1位通過で浮かれてたら決勝でフライング。涙出た」
「やり投げで足がライン超えて“記録なし”。泣きながら帰った」
第3位:顧問の謎テンションと理不尽指導
「何で今怒られた?」と理不尽すぎる指導。
怖いというより、“謎”。
●コメント
「タイム悪い理由を“顔が真面目すぎる”って言われた」
「“水を飲むな”文化がまだ残っててマジできつかった」
第2位:雨の日の練習(中止じゃない)
「今日は雨だし休みだよね…」という希望は打ち砕かれる。
“いつも通り”の練習に、濡れネズミ確定。
●コメント
「豪雨の中でハードル練。滑って転倒、泥だらけ」
「雨でもアップ→坂ダッシュ。頭おかしいんじゃないかと思った」
第1位:引退間際、思うような記録が出せない
最後の大会。泣きながら練習した日々の集大成。
でも、結果は思い描いたものではなかった──。
●コメント
「自己ベスト出せなかった。悔しさと虚しさが一気にきた」
「“あの日”に戻れたらと思い続けている」
番外編|陸上部あるあるしんど話
- ハードル倒して爪剥がれる
- 円盤投げで指負傷
- トラックの白線を消す“奴隷作業”
- 弁当が汗でびしゃびしゃ
- スパイク忘れて全力土ダッシュ
陸上部が“しんどくてもやめられない”理由
これだけしんどいのに、なぜ陸上部を続けるのか?
答えはシンプル。
「走ることが、好きだから。」
しんどさを乗り越えた先にしか見えない“景色”がある。
記録を更新した瞬間の快感。
仲間と勝利を分かち合った涙。
「自分はやればできる」と信じられた、あのときの自分。
それがあるから、今日もトラックを走る。
終わりに:しんどさを、誇りに変えて
陸上部は「走ってるだけ」じゃない。
その一歩一歩に、努力と葛藤、そして涙が詰まっている。
この記事を読んで、
「陸上部ってこんなに大変なんだ!」と思ったあなた。
次に大会で選手を見かけたら、ぜひ声をかけてあげてください。
「頑張ってるね」って。