📊日本の陸上競技人口の現状
2022年度の日本陸上競技連盟(JAAF)の登録者数は、一般、高校、中学、大学を合わせて約39万9,826人です。
また、2023年2月末時点で、JAAFの有料登録会員と無料会員を合わせた「アスレチックファミリー」の数は約54万8,484人と報告されています。
これらの数字をもとに、日本の総人口約1億2,500万人に対する割合を計算すると、JAAF登録者数は約0.32%、アスレチックファミリーは約0.44%となります。
🏫学生の陸上競技参加率
高校生における陸上競技の参加率は、2000年ごろは約2.4%でしたが、増加傾向にあり、現在は約3.2%程度を保っています。
これは、100人の高校生のうち約3人が陸上部に所属している計算になります。
🏟️陸上競技場の数と地域差
全国の陸上競技場数は926ヶ所で、人口10万人あたり0.73ヶ所となっています。
最も多いのは沖縄県で、人口10万人あたり2.37ヶ所。一方、最も少ないのは大阪府で、人口10万人あたり0.16ヶ所です。
このように、地域によって陸上競技場の数に大きな差があることがわかります。
🏃♀️陸上競技の魅力と可能性
陸上競技は、走る、跳ぶ、投げるといった基本的な動作を競うスポーツであり、誰でも気軽に始めることができます。
また、個人競技であるため、自分のペースで取り組むことができ、自己成長を実感しやすい点も魅力の一つです。
さらに、陸上競技は他のスポーツの基礎となる動作を含んでいるため、他競技への応用も可能です。
📈今後の展望
日本陸上競技連盟は、2028年までにアスレチックファミリーを150万人に増やすことを目標としています。
そのためには、陸上競技の魅力を広く伝え、参加しやすい環境を整備することが重要です。
また、地域差を解消し、全国どこでも陸上競技に取り組めるようなインフラの整備も求められます。
🎯まとめ
日本の陸上競技人口は、JAAF登録者数で約0.32%、アスレチックファミリーで約0.44%と、まだ少数派です。
しかし、陸上競技は誰でも始めやすく、自己成長を実感しやすいスポーツであり、多くの可能性を秘めています。
今後、陸上競技の魅力を広く伝え、参加者を増やすことで、日本のスポーツ文化をより豊かにしていくことが期待されます。