「ただ走ってるだけでしょ?」──そんな言葉を、何度飲み込んできただろう。
でも、知ってる。陸上って、ひたすら走るだけじゃない。
そこには、誇りがあって、苦しみがあって、仲間がいて、ドラマがある。
このページを開いた君は、もしかしたら今もタータンの上を走ってる人かもしれないし、かつて陸上に青春を捧げた人かもしれない。
いずれにせよ、「あるある」に共感して、笑って、泣いて、何かを思い出してくれたら嬉しい。
目次
🏃♂️ 陸上部あるある50連発
【1】タイムが0.1秒縮まるだけでガッツポーズ
たった0.1秒。されど、人生が変わる0.1秒。
【2】「1キロ何分で走れる?」と聞かれても困る
短距離なのに……。しかも練習とレースは違うんだよ!
【3】靴擦れよりスパイク焼けが痛い
スパイクを脱いだら、甲がパンダ模様になってた。
【4】水分補給は“水”じゃない。スポドリこそ命の源
でも、薄めすぎると怒られる。甘いと怒られる。難しい。
【5】ストップウォッチを持った先生を見ると、体が勝手に反応する
「はい、流し5本!」の声に条件反射。
【6】“インターバル”という単語に震える
地獄への入り口。それがインターバル走。
【7】「あと1000mだけ走ろう」は信用してはいけない
大体、あと3セットはある。
【8】陸上部=“休みがない部活”の代名詞
文化祭?体育祭?知らんな。試合前だ。
【9】雨の日も風の日も走る。雪の日だけは許された
ただし「室内で筋トレね」と言われるオチ。
【10】「地味だけどキツい部活」の称号をもつ
派手じゃない。けど、地味に毎日、心身が削れていく。
💬 仲間と笑ったエピソード
【11】陸上部の打ち上げは“食べ放題”がデフォ
炭水化物祭り。もう誰も止められない食欲。
【12】補欠でも、全員で円陣組んで気合を入れる
試合は出られなくても、応援の熱量は負けてない。
【13】「ユニフォーム忘れた奴、絶対誰かいる説」
そして借りたユニフォームが3サイズ上。
【14】合宿で寝坊すると地獄
朝イチ10km走は、目覚まし時計より強力。
【15】背筋トレーニング中、誰かが変な音を立てて大爆笑
でも笑ってると、トレーナーにバーピー追加される。
😭 しんどすぎて泣いた思い出
【16】“タイムが出ない時期”の自己嫌悪
努力してるのに、数字に表れない日々。
【17】怪我でベンチ入りすらできない悔しさ
テーピングを巻きながら、歯を食いしばる時間。
【18】「もう辞めたい」と思ったのに、辞めなかった理由
たぶん、あの仲間がいたから。
【19】引退レースのゴール後、自然に溢れた涙
タイムよりも、終わってしまう事が悲しかった。
【20】応援席から「お前が主将で良かった!」と叫ばれて…
不覚にも、泣いた。全力で泣いた。
🧠 陸上部ならではの“あるある思考回路”
【21】階段を見ると、ダッシュしたくなる
なんか本能が「登れ」と言ってくる。
【22】「5分/km」が日常の速度基準になる
ジョグ=5分。早くも遅くもない、絶妙なペース。
【23】「筋トレ」「体幹」「フォーム改善」が口癖
まるでアスリートのセラピスト。
【24】つい道を測ってしまう
「ここ、100mありそう」って思っちゃう。
【25】“靴”に命かけがち
ナイキかアディダスか、それが人生を左右する。
🔥 陸上魂が燃える瞬間
【26】ライバルがベスト更新したと聞いて奮起
「負けたくない」じゃなく「勝ちたい」と思う。
【27】OBになっても、試合会場に行きたくなる
もう走らなくても、あの空気が恋しくなる。
【28】記録より“感動”が残るレースがある
負けたのに、なぜか全員で拍手したレース。
【29】後輩が「先輩に憧れて始めました」と言った時
報われた気がした。
【30】誰かが“走り終わって倒れる”瞬間が、何より美しい
命削ってる姿って、こんなに尊いんだ。
😂 陸上部ゆえの“笑える日常”【31〜40】
【31】「走るの好きなんだね」と言われがち
いや、正直キツい。好きっていうより「やるしかない」。
【32】「陸上って、球技より楽そう」と言われると目が据わる
その“地味さ”にどれだけの根性が詰まってると思ってんだ…。
【33】練習後の“コーラ”が五臓六腑に染みわたる
ダメってわかってても飲んじゃう背徳の一杯。
【34】「何部だっけ?」→「陸上」→「……あぁ〜」の流れ、慣れてる
リアクション薄くても、慣れた。誇りはある。
【35】「あの大会の動画、見返す?」→「見返す」
自分の走り、100回は見てる。1フレームずつ。
【36】大会前日は謎にテンション高くなる
なのに寝不足。なのに早起き。青春ってこういう矛盾。
【37】大会当日のバス移動は、修学旅行ばりに盛り上がる
お菓子禁止でも、ちょっと持ってくるヤツいる。
【38】「自分の記録=全て」と言っても過言ではない
通知表より100mタイムが気になる。
【39】新入部員がすぐ辞めると、ちょっと凹む
“陸上の魅力”を伝えきれなかった気がして。
【40】でも「お前らの代が一番良かった」ってOBに言われると、泣きそうになる
それだけで、全部報われる気がする。
🏁 陸上という人生のステージ【41〜50】
【41】一生つきまとう“ベストタイム”
社会人になっても「俺、100m11秒台だったんだよ」って言いたくなる。
【42】“スタート位置”での数秒が、人生でいちばん静かだった
どんな雑音も、耳に入らなかったあの瞬間。
【43】「走る夢」をたまに見る
学校のグラウンドを、無限に走り続ける夢。
【44】好きな人の応援があると、100mでもフルマラソン走れそうな気がした
思春期のパワーは記録を超える。
【45】「お疲れ!」の一言が、一番のご褒美だった
誰かが見ててくれるってだけで、頑張れる。
【46】道を歩くとき“着地フォーム”を意識してしまう
ただの歩行も、トレーニングに昇華させるストイック魂。
【47】冬季練習は「修行」って言いたいくらいキツい
空気が痛い。吐く息が白い。でもやる。やらされる。
【48】試合でユニフォーム着る瞬間、毎回震えた
この服が、ただの布じゃなくなる感覚。
【49】記録も順位も関係ない、「自分との闘い」がすべて
陸上は、究極の“自己対話”スポーツだと思う。
【50】そして気づく──陸上部だったあの日々が、人生で一番濃かったってことに。
いつか振り返る時、きっと涙と一緒に笑顔がこぼれる。
🎯 陸上部あるあるの魅力とは?
結局、陸上って孤独だ。個人競技だし、練習も地味だし、努力がすぐ報われるわけでもない。
けれど、それでもやる。なぜか辞められない。
なぜなら、そこにしか味わえない「達成感」と「一体感」と「ドラマ」があるからだ。
この記事を読んだあなたに、少しでも「戻りたいな」「あの頃よかったな」と思ってもらえたなら、
この記事を書いた意味はきっとあったと思う。
🎤 あとがき|すべての陸上人へ
この「あるある50連発」、あなたはいくつ共感できましたか?
きっと、ひとつでも「うわぁ、わかる〜」って思ったなら、
それはあなたの中に、今も“陸上魂”が生きてる証拠です。
青春を、汗と涙とちょっぴり泥で彩った私たちは、
あの日、確かに誰よりも全力で生きていました。
だからこそ、こうして今も――
あのグラウンドを懐かしく思い出すんだと思います。