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■はじめに:シンプルな疑問が世界を広げる
「陸上競技って英語でなんて言うの?」
英語学習中の中学生、部活帰りの高校生、海外留学を控えた大学生、あるいは陸上に夢中な社会人。ふとした瞬間にこんな疑問を持ったことがあるのでは?
結論から言うと、陸上競技は英語で “track and field” と言います。
でも、「track」や「field」って具体的にどんな意味? なんでそう呼ぶの? 他にも言い方ってあるの?
今日はこの「シンプルな英語表現」の裏側を深堀りしながら、PVが稼げるほど面白い“言葉と文化のトラック”を一緒に走り抜けましょう!
■track and fieldって何?
“track and field”は、英語圏で最も一般的に使われる「陸上競技」の表現です。
- track(トラック)=陸上の競走(短距離・長距離・リレーなど)が行われる「競走路」
- field(フィールド)=跳躍や投擲など「競走以外」の競技が行われる「競技場内のフィールド」
つまり、「走る(track)」と「跳ぶ・投げる(field)」の両方を総称した表現なんですね。
■世界ではどう使われている?
たとえばアメリカでは、学校や大学のスポーツチームで “track and field team” という言い方が日常的。
オリンピックでも “Track and Field Events” というカテゴリーで紹介されます。
ちなみにイギリス英語では「Athletics(アスレチックス)」という呼び方もメジャー。
これはもう少し広い意味を持っていて、「運動競技全般」を指すこともあります。
■マラソンは?駅伝は?別の表現もある!
「じゃあ、マラソンは?」「駅伝って英語で何?」と気になりますよね。
- Marathon(マラソン):ギリシャ神話が語源の、完全に独立した競技名。
- Relay(リレー):バトンをつなぐリレー種目
- Ekiden(駅伝):実は “Ekiden” でそのまま通じることも増えてきました!
(特にアメリカやヨーロッパの大学で駅伝大会が開かれる場合)
また、日本語の「陸上」=“Track and Field” とは少し異なる視点で、「Athletics」や「Running Sports」という言い方をする国もあるため、状況によって使い分けが必要です。
■なぜ“track”と“field”に分ける必要があるのか?
これは、競技の特性がまったく違うからです。
種別 | 英語表現 | 特徴 |
---|---|---|
短距離走 | sprint | スタートダッシュと加速が命 |
長距離走 | long-distance | スタミナとペース配分が勝負 |
ハードル | hurdles | リズムと技術の融合 |
走り高跳び | high jump | 滞空時間の芸術 |
砲丸投げ | shot put | 筋力と角度の科学 |
track(走る)とfield(投げる・跳ぶ)は、まるで陸上界の陰と陽。
その両方を極めた「デカスロン(十種競技)」の選手は、まさに“王者”と呼ばれるにふさわしい存在です。
■豆知識:オリンピックではどう表記されている?
オリンピック公式サイトでは、陸上競技は“Athletics”という分類に置かれています。
でもその中に“Track events”、“Field events”といった細かいカテゴリーがあり、
実際には “track and field” としての意味がちゃんと生きています。
また、パラリンピックでは “Para athletics” という用語も使われており、言葉からも inclusivity(多様性への配慮)を感じ取ることができます。
■知っておくと便利な表現まとめ
- I do track and field.(私は陸上競技をやっています)
- I specialize in sprint events.(短距離種目を専門にしています)
- She won gold in the 100-meter hurdles.(彼女は100mハードルで金メダルを取った)
- He’s a field athlete, mainly shot put and discus.(彼はフィールド系の選手で、主に砲丸投げと円盤投げ)
■まとめ:言葉から競技の本質に触れる
「陸上競技って英語でなんて言うの?」
──その答えは “track and field”。でも、その一言に詰まった歴史、文化、種目の多様性、競技者たちのドラマを知ると、ただの語学では終わらない面白さがある。
英語を通して、自分のやっている競技を世界に伝えられるようになるって、
ちょっと誇らしくないですか?