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◆ はじめに:疲労は“戦略的に回復”する時代へ
全力で走った後の脚の重さ、
インターバル翌日の体のだるさ、
大会シーズンに蓄積する慢性的な疲労感——
それ、食事で“取り返す”方法があるんです。
疲労は、休息と栄養の二本柱で回復しますが、
特に「食」は、筋肉を修復し、内臓を癒し、心も整える“最強の回復術”。
この記事では、現役陸上選手や管理栄養士の実体験をもとにした、
「疲労回復に直結する最強メシ」7選をご紹介します。
さらに、コンビニでも手軽に買える便利な商品も合わせて紹介します。
◆ 疲労回復メシ①:鮭の塩焼き+白ごはん+味噌汁
|“万能アスリート食”の王様
鮭には、疲労物質を分解してくれるビタミンB群が豊富。
さらに、抗酸化作用をもつアスタキサンチンが筋肉疲労を和らげます。
- ごはんでエネルギーを補給
- 味噌汁で電解質バランスを整える
【コンビニver.】
- セブン「鮭の塩焼き弁当」
- ファミマ「ほぐし鮭ごはん+味噌汁セット」
◆ 疲労回復メシ②:カレーライス(鶏むね肉&野菜入り)
|疲れた体は「温かく、スパイスで目覚める」
鶏むね肉=高たんぱく&低脂質。
にんじん、玉ねぎ、ジャガイモでビタミンA・C・カリウム補給。
さらにカレーのスパイスには、血行促進・消化促進効果も!
【コンビニver.】
- ローソン「大盛りチキンカレー」
- ナチュラルローソン「低糖質チキンカレー」
◆ 疲労回復メシ③:納豆たまごかけごはん
|体の奥から回復する“発酵×たんぱく”の最強コンビ
納豆は“腸を整える+筋肉を作る”栄養爆弾。
卵は良質なたんぱく質に加え、ビタミンDと亜鉛で免疫&修復力アップ。
「疲れすぎて食欲ない…」ってときに◎
【コンビニver.】
- 納豆+卵+おにぎり=その場で作るTKG
- セブンの「たまごかけごはん風おにぎり」
◆ 疲労回復メシ④:豚の生姜焼き+ブロッコリー添え
|“走った日の夜”に効く、鉄板定食
豚肉=ビタミンB1たっぷりで、疲労物質(乳酸)を代謝。
しょうが=血行促進&免疫アップ。
ブロッコリー=筋肉修復の鍵であるビタミンCと葉酸が豊富。
【コンビニver.】
- ファミマ「豚の生姜焼き弁当」+サラダチキン
- セブン「冷凍おかずセット」
◆ 疲労回復メシ⑤:サーモンサラダ+全粒粉パン
|オシャレ系なのに実は本格的
サーモンでオメガ3(EPA・DHA)を補給し、関節ケアや集中力回復にも◎
全粒粉パンはGI値が低く、エネルギーを持続的に供給します。
【コンビニver.】
- サラダパック+ローソン「ブランパンシリーズ」
- ナチュラルローソンの「サーモンサラダボウル」
◆ 疲労回復メシ⑥:冷やしうどん+とろろ+オクラ
|内臓が疲れているときに最適な“優しい食事”
とろろ=消化酵素+粘膜保護
オクラ=ポリフェノールと食物繊維で腸から整える
冷たいうどんで胃腸を休めつつ、炭水化物チャージも完了。
【コンビニver.】
- セブン「とろろ冷やしぶっかけうどん」
- ファミマ「ネバネバうどんセット」
◆ 疲労回復メシ⑦:ヨーグルト+バナナ+はちみつ
|練習後30分以内に“速攻回復”したいならコレ
バナナの糖質=エネルギー補給
ヨーグルトの乳酸菌=免疫&腸ケア
はちみつ=抗酸化物質+疲労軽減効果
スムージーにしても◎
【コンビニver.】
- バナナ+ヨーグルトドリンク+はちみつ入りドリンク
◆ まとめ|疲労は「美味しく倒す」が正解
|今日の疲労を、今日のうちに片付けろ!
食材 | 働き |
---|---|
鮭 | 抗酸化・筋肉修復 |
納豆・卵 | たんぱく・腸・免疫強化 |
鶏むね肉・豚肉 | 修復・代謝向上 |
野菜(ブロッコリー、オクラ等) | 抗炎症・内臓ケア |
ヨーグルト・バナナ | 腸・糖補給・速攻エネルギー補給 |
◆ おまけ:疲労回復力を底上げする“3つの習慣”
1. 水分補給は「スポドリ>水」
ミネラルと糖質が一緒に入っている方が、吸収効率が段違い。
2. 夜食は“軽く温かいもの”を
お茶漬け・味噌汁・ホットミルクは神。
3. 「疲れている日は栄養で戦わない」
無理して練習せず、回復に全振りする日が、未来のベスト記録をつくる。
◆ 終わりに|“回復もトレーニングのうち”という思考を持て!
疲労を抱えたまま走り続ける選手は、いずれどこかで止まる。
でも、“しっかり休み、しっかり食べる”習慣を持った選手は、限界を超えて走れる人になる。
今日から変えられる。
一食からでも、変えられる。
それが「疲労回復メシ」のすごさなんです。