国際陸連は7月31日、ロンドンで理事会を開き、国ぐるみのドーピングで資格停止となっているロシア陸連に対する処分を継続することを決めた。永久資格停止となっているコーチ2人が指導を継続している例などを挙げ、復帰への条件がまだ十分に満たされていないと判断した。8月4日(日本時間5日未明)に開幕する世界選手権では、ロシアはチームとしての出場はできないが、潔白の証明など諸条件をクリアした選手は、個人資格での出場が認められている。
記録の透明性を高めるため、欧州陸連が提言した世界記録公認の新基準については今回、議論されなかった。(共同)
http://www.sanspo.com/sports/news/20170801/ath17080108430005-n1.html