円盤投げ堤、最古の日本記録を38年ぶり更新

陸上男子円盤投げで、27歳の堤雄司(群馬綜合ガードシステム)が22日、東京都多摩市の国士舘大多摩陸上競技場で行われた記録会で、38年ぶりの日本新記録となる60メートル37をマークした。

従来の記録は1979年に川崎清貴が出した60メートル22。

これは男女の全種目を通じて最古の日本記録だった。

 

北海道・札幌拓北高時代はインターハイで優勝。国士舘大進学後は大学院を含めて日本学生対校選手権で6連覇した。これまでの自己最高は2014年9月に出した60メートル05。今年の日本選手権では、4年連続5度目の優勝を果たした。

堤雄司の話

「期待に応えられてほっとしている。今年はずっと体の調子が良かった。円盤投げはまだまだ世界と開きがあるが、僕がいつか海外の選手を倒す姿を見せられるように頑張りたい」